ドンムアン空港での長時間のトランジットは、旅行の楽しみが増える一方で、待ち時間が長く感じられてしまう方も多いのではないでしょうか?特に初めての利用では、どこに何があるのか分からず、貴重な時間を無駄にしてしまうことも。そこで今回は、LCCを利用した方でも、リーズナブルに楽しめる、ドンムアン空港での快適な過ごし方を徹底解説します!
初めてのドンムアン空港で、7時間以上の長い待ち時間をどう過ごそうか悩んだ経験はありませんか?
空港の外に出るには少し不安だし、でもただボーッと座っているのももったいない…。そんなあなたのために、前回の経験を踏まえ、改めて詳しく調べてみました。
この記事では、迷子になる心配なく、リーズナブルに楽しめる、ドンムアン空港での過ごし方を、様々な角度からご紹介します。
この記事を読めば、あなたもドンムアン空港での待ち時間を、快適で充実したものに変えられます!
初めてドンムアン空港を利用した時の記事はこちら。
空港外に出て楽しみたい方はこちら。
ドンムアン国際空港とは
ドンムアン国際空港は、タイ王国・バンコク中心部から北方に約20km、ドンムアン区にある国際空港です。かつては東南アジアのハブ空港として栄え、現在も格安航空会社(LCC)を中心に多くの航空会社が利用しています。
ドンムアン空港の歴史
ドンムアン空港は、タイ王国・バンコク中心部から北方に約20km、ドンムアン区にある国際空港です。東南アジアで最も歴史ある空港の一つとして知られており、その歴史は1世紀を超えています。
- 1914年タイ空軍飛行場として開港
当初はタイ空軍の飛行場として利用されていました。
- 1924年民間航空機の受け入れ開始
その後、民間航空機の受け入れを開始し、次第に国際空港としての機能を果たすようになりました。
- 長らく東南アジアのハブ空港として機能
一時期は、東南アジアにおける主要な国際空港として、多くの航空会社が利用していました。
- 2006年スワンナプーム国際空港が開港
バンコクのスワンナプーム国際空港が開港し、ドンムアン空港はLCC(格安航空会社)の拠点へと転換しました。
- 現在LCCのハブ空港として活況
現在では、エアアジアやタイ・ライオン・エアなど、多くのLCCが利用しており、再び活気を取り戻しています。
なぜLCCの拠点になったのか?
- スワンナプーム国際空港の開港: 新しい国際空港の開港により、ドンムアン空港はLCCに開放されることになりました。
- LCCの成長: 近年、LCCの利用者が増加し、ドンムアン空港はLCCにとって魅力的な拠点となりました。
- コスト削減: LCCはコスト削減を重視するため、施設が比較的古いドンムアン空港の方が、利用コストを抑えることができます。
ドンムアン空港のターミナル
ドンムアン空港には、国際線と国内線に分かれた2つのターミナルがあります。
- 第1ターミナル: 国際線
- 第2ターミナル: 国内線
到着後は、まず自分の便のターミナルへ一度行って場所を確認しておくことをおすすめします。
まとめ
ドンムアン空港は、長い歴史を持つ空港であり、その役割を時代とともに変化させてきました。現在はLCCの拠点として、多くの旅行者に利用されています。100年以上もの歴史を持つ空港とは、驚きですね。改めて調べることによって次回行くときに楽しみになりました。
ドンムアン空港での過ごし方
「外に出るのは怖い、でも時間はたっぷりある。」そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか?ドンムアン空港での乗り継ぎで、長時間待つことになったあなたへ。今回は、そんな方のために、空港内での快適な過ごし方を、私の体験も交えてご紹介します。
日本語での詳しい店舗情報は現時点で見当たりませんが、Google翻訳などのツールを利用すれば、ある程度の情報を得ることができるかもしれません。英語が苦手な方は、一度試してみてください。
フードコートでタイの味を堪能
ドンムアン空港のフードコートは、旅行の合間に気軽に食事を楽しめる場所として人気です。特に、タイ料理をはじめとした様々な国の料理が揃っているため、飽きずに食事を楽しむことができます。
3つのフードコート
なんと、ドンムアン空港内には3つのフードコートがあります。それぞれ特徴がありますので、一つずつ紹介しますね。
Magic Garden(マジックガーデン)
ドンムアン空港のマジックガーデンは、国際線と国内線のターミナルをつなぐ通路に位置する、人気のフードコートです。タイ料理を中心に、世界各国の料理が楽しめるので、到着後に気軽に食事を済ませたい旅行者には最適です。
豊富なメニューと開放的な空間が特徴で、特にタイ料理は本場の味が楽しめます。ただし、観光客向けの施設ということもあり、空港内のレストランと比較しても、必ずしも格安というわけではありません。
しかし、英語対応に慣れているスタッフが多く、簡単な英語でも注文できるのは嬉しいポイントです。また、多くの店舗でクレジットカードが利用できるため、現金やプリペードカードを用意する必要がないのも便利です。
前回、私が利用したお店もマジックガーデン内にありました。様々な国の料理を楽しめるので、何度訪れても飽きないところが魅力です。
Magic Food Point(マジックフードポイント)
ドンムアン空港のMagic Food Pointは、空港職員向けの格安フードコートとして知られています。第1ターミナルから北へ約100メートルの駐車場付近に位置しており、ローカルな雰囲気を味わいたい方におすすめです。
このフードコートは、日本にはあまり馴染みのないクーポン式を採用しています。入口付近にある窓口で、希望の金額分のクーポン券を購入し、各店舗でそのクーポン券と引き換えに料理を注文するシステムです。1人あたり100バーツあれば、十分に食事を楽しめるでしょう。余ったクーポン券は、窓口で現金に払い戻すことができます。
注文はタイ語が基本ですが、料理のサンプルが展示されているので、指差しで注文することも可能です。飲み物は、別途ドリンクカウンターで注文します。食べ終わった食器は、係りの人が回収するので、そのまま席を立って大丈夫です。
タイでは、このようなクーポン式のフードコートは一般的であり、現地の食文化を体験したい方にはおすすめです。
Magic Food Park(マジックフードパーク)
Magic Food Parkは、Magic Food Pointと同様に、ドンムアン空港の職員向けの格安フードコートです。国内線第2ターミナルの一番奥に位置しており、利用方法もマジックフードポイントと同様のクーポン式です。価格帯もほぼ変わらず、非常に安価に食事を楽しむことができます。
一般的に、第1ターミナルの職員はマジックフードポイントを、第2ターミナルの職員はマジックフードパークを利用することが多いようです。
まとめ
以上、ドンムアン空港には、3つのフードコートがあります。それぞれ特徴が異なり、利用シーンや好みに合わせて選ぶことができます。
Magic Garden: 国際線と国内線のターミナルをつなぐ通路に位置し、観光客向けのフードコートです。タイ料理を中心に、世界各国の料理が楽しめます。英語対応も充実しており、クレジットカードも利用可能です。
Magic Food Point: 国際線第1ターミナル付近にある、空港職員向けの格安フードコートです。クーポン式で、現地の食文化を体験できます。
Magic Food Park: 国内線第2ターミナルの一番奥にある、空港職員向けの格安フードコートです。マジックフードポイントと同様にクーポン式で、非常に安価に食事を楽しめます。
自分の旅行スタイルに合わせて、最適なフードコートを選んでみてください。
さらに詳しく知りたい場合は、それぞれのフードコートの名前で検索すると、より詳細な情報を見つけることができます。私も、次回ドンムアン空港を訪れたらMagic Food PointかMagic Food Parkに挑戦してレビューを書こうと思います。
マッサージでリラックス
長旅の疲れを癒やしたいなら、空港内にあるマッサージ店でリフレッシュするのもおすすめです。タイ式マッサージはもちろん、フットマッサージなども受けられます。いくつか店舗があるようですが、やはり市街地に比べると割高のようです。
マッサージを受ける際は、事前に予約をしておくとスムーズです。また、空港内のマッサージ店は、日本語に対応している場合もありますので、事前に確認しておくと安心です。
ほかにもいくつかマッサージ店があるようですが、調べた限りだとこのお店が人気のようです。
ショッピングを楽しむ
免税店でお土産探しをするのも良いでしょう。タイならではのお土産や、ブランド品など、様々な商品が揃っています。すべては紹介しきれませんが、おすすめをいくつか紹介します。
免税店 King Power(キングパワー)
ドンムアン空港のキングパワー(King Power)は、タイを代表する免税店として、国内外から多くの旅行客に利用されています。免税品はもちろん、様々なサービスが充実しており、トランジットの時間も有効活用できる魅力的な空間です。
キングパワーの魅力
- 豊富な品揃え: 化粧品、香水、お酒、タバコ、高級ブランド品など、幅広い商品を取り扱っています。特に、タイならではのお土産品も豊富に揃っているので、自分用のお土産や、友人へのプレゼント探しに最適です。
- お得な価格: 免税品のため、通常の価格よりもお得に購入できます。さらに、キングパワーメンバーになると、追加割引や特典を受けることも可能です。
- 快適なショッピング環境: 広々とした店内には、ゆったりと商品を見られるスペースが確保されています。また、日本語に対応できるスタッフもいるので、安心してショッピングを楽しむことができます。
- その他のサービス: 免税品だけでなく、ラウンジの利用や、外貨両替なども行えます。ラウンジでは、軽食や飲み物を無料で楽しむことができ、マッサージサービスを受けることも可能です。
キングパワーで人気の商品
- タイの化粧品: パンピューリやTHANNなど、タイ産のオーガニックコスメが人気です。
- タイのお土産: タイシルク製品や、工芸品など、タイならではのお土産が豊富に揃っています。
- 免税品: 香水やお酒など、免税品は価格が安く、人気があります。
キングパワーの場所
ドンムアン空港のキングパワーは、国際線と国内線の両方のターミナルにあります。
- 国際線: 出国手続き後、免税品エリアにあります。
- 国内線: 出発フロアと到着フロアの両方に店舗があります。
コンビニ セブンイレブン
ドンムアン空港のセブンイレブンは、日本とは少し違った品揃えが楽しめます。ターミナル1(1階・到着フロア)とターミナル2(2階)にあり、旅の途中で気軽に立ち寄れます。
現地ならではの味を体験
- タイビール: レオビールやシンハービールなど、日本未発売のビールを味わってみませんか?
- ドライマンゴーやドリアンキャンディー: タイならではのフルーツを使ったお菓子は、お土産にもぴったりです。
- トムヤムクン味のポテトチップス: 刺激的な味わいのスナック菓子で、旅の思い出を深めましょう。
日常品も充実
- 飲み物や軽食: 水やジュース、サンドイッチなど、軽食も充実しています。
- 日用品: 歯ブラシや化粧品など、急な必要なものも揃っています。
セブンイレブンでできること
- ATMの利用: 現金を引き出すことができます。
- コピーサービス: 搭乗券のコピーなど、ちょっとしたコピーサービスも利用できます。
- Wi-Fi接続: 無料Wi-Fiを利用して、SNSをチェックしたり、メールを送ったりできます。
旅の疲れを癒やす
- イートインスペース: 購入した商品をイートインスペースでゆっくりと味わえます。
- カフェメニュー: コーヒーや紅茶などのカフェメニューも充実しています。
ドンムアン空港のセブンイレブンは、単なるコンビニエンスストアではなく、旅の途中で気軽に立ち寄れる便利なスポットです。ぜひ、利用してみてはいかがでしょうか。
ROYAL PROJECT(ロイヤルプロジェクト)
ドンムアン空港のターミナル1と2にある「ロイヤルプロジェクト」のお店は、単なるお土産物店ではありません。タイ王室が立ち上げた、山岳地帯に住む人々の生活向上を目的とした素晴らしいプロジェクトの一環なのです。
ここでしか買えない、特別な商品たち
- タイの伝統が息づく、ユニークなデザイン: 古くから伝わる技術と現代のデザインが融合した、他では手に入らない商品ばかり。お土産にすれば、きっと喜ばれるはずです。
- 自然の恵みをたっぷり受けた、高品質な素材: 農薬や化学肥料を極力使用せず、自然の恵みをそのまま活かして作られた食品やコスメは、身体にも優しく、心も豊かにしてくれます。
- 安心安全、そしてサスティナブル: 品質管理が徹底されているので、安心して使うことができます。さらに、環境にも配慮した生産方式で作られているので、地球にも優しい選択と言えるでしょう。
- あなたの購入が、誰かの笑顔につながる: 商品を購入することで、タイの山岳地帯に住む人々の生活を直接支援することができます。自分にご褒美を贈るだけでなく、社会貢献にもつながる、一石二鳥の買い物です。
ロイヤルプロジェクトの商品を選ぶ理由
- お土産に最適: タイを訪れた証に、自分だけの特別な一品を見つけてみませんか?
- 自分へのご褒美に: 高品質な素材で作られた商品は、自分へのご褒美にもぴったりです。
- サステナブルなライフスタイルの実現: 環境に配慮した商品を選ぶことで、より良い未来へ貢献できます。
ぜひ、ドンムアン空港のロイヤルプロジェクトのお店で、あなただけの宝物を見つけてください。
スリープボックスで仮眠
LCCの狭くて長いフライト、お疲れ様です。機内で眠っても、体が思うように伸びないもどかしさを感じていませんか?そんなあなたに朗報です!ドンムアン空港には、トランジットの時間を最大限に活用できる「スリープボックス」という便利な施設があるんです。
スリープボックスってなに?
スリープボックスは、カプセルホテルのような個室で、短時間での休憩や仮眠に最適なスペースです。ベッド、照明、コンセントはもちろん、中にはテレビやWi-Fiが完備されているところも。まるで小さなホテルの一室のような快適さで、騒がしい空港内とは一線を画す、静かでプライベートな空間を提供してくれます。
スリープボックスがあるのは、ドンムアン空港の第2(国内線)ターミナルの4階です。
なぜスリープボックスがおすすめ?
- 疲れをリフレッシュ: 長時間のフライトで疲れた体を、ゆっくり休ませることができます。
- 快適な空間: 個室なので、周りを気にせずリラックスできます。
- 時間単位での利用: 自分のスケジュールに合わせて、短時間でも利用できます。
- 空港内にある: セキュリティチェックを通過後、すぐの場所にあるので安心です。
- 時間の有効活用: トランジット時間を有効に使い、観光地へ行く時間を作ることができます。
- ストレス解消: 騒がしい空港内から離れ、リラックスすることで、ストレスを解消できます。
Sleep box By Miracle(スリープバイミラクル)
バンコク・ドンムアン国際空港の国内線ターミナル2、2階に位置する「Sleep Box by Miracle」は、シックでモダンな白と黒を基調としたデザイン。快適なダブルベッド、エアコン、液晶テレビ、無料Wi-Fiなど、充実したアメニティが揃っています。バスルームも完備されているため、プライバシーを守りながら、いつでもリフレッシュできます。
まとめ
ドンムアン空港のスリープボックスは、LCCを利用する旅行者にとって、トランジット時間を快適に過ごすための頼れる存在です。ぜひ利用して、次の旅へと繋がる、リフレッシュした時間を過ごしてください。
喫煙所で息抜き
ターミナル1(国際線)は、出発ロビーを出てすぐのタクシー乗り場前にあるカフェ『The Terminal Cafe & Bar』の前です。大きな窓から飛行機の発着が見られるので、絶好の撮影スポットとしても人気です。
ターミナル2(国内線)は、3階出発フロアはゲート15付近、1階到着フロアはゲート12付近に喫煙所が設置されています。エスカレーターやエレベーターの近くにあるので、乗り継ぎの合間にも立ち寄りやすい場所です。ターミナル2の喫煙所は、屋根付きでベンチも設置されているので、雨の日でも快適に利用できます。周辺にはコンビニもあるので、タバコだけでなく飲み物やお菓子も購入できます。
長時間、機内や空港内で過ごすのは疲れますよね。喫煙所を利用する際は、少しだけ外の空気を吸ってリフレッシュするのもおすすめです。
まとめ
長時間のフライトの後は、ゆっくりと過ごしたいものですよね。この記事で紹介した方法を参考に、ドンムアン空港での時間を満喫し、次の旅へのエネルギーをチャージしてください。
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