インドへ行こうと決めたとき、『ビザを取るにはどうしたらいいか?』と困っていませんか?私も台湾やベトナムに訪れたことはあったのですが、どちらもビザ不要の国。初めてのビザ取得は不安でいっぱいでした。特にインドのように歴史と文化が深く、魅力的な観光地がたくさんある国の場合、ビザの手続きが複雑だとイメージする方も多いのではないでしょうか。
私のように初めてインドへ旅行する方に向けて、今回はインドの電子ビザの申請をわかりやすくご紹介します。しかし、残念ながら私は申請の際に詐欺サイトに騙されてしまい、余計な費用をかけてしまいました。 そのため、皆さんが同じような目に合わないよう、私の経験を踏まえて、安全な申請方法について詳しく解説していきます。
インド電子ビザとは?
インド政府が提供するオンラインビザ申請システムを利用し、事前にビザを取得できるサービスです。従来のように大使館や領事館に直接申請に行く必要がなく、インターネット環境さえあれば、手軽にビザ申請手続きを進めることができます。
注意!偽サイトや詐欺サイトにご注意を
この記事を書くために電子ビザについて改めて調べているうちに、私が利用した申請方法が、軽い詐欺だったことが発覚しました。クレジットカード情報が抜かれるような大きな被害には遭いませんでしたが、ビザ手数料として185ドルを支払ってしまったのです。現在の正規のビザ手数料は25米ドルであり、4倍もの金額を支払っていたことになります。
詐欺に利用されたのは、一見すると公式に見えるウェブサイトです。このサイトは、Google検索で「インド 電子ビザ」と検索すると、上位4番目に表示されるなど、非常に巧妙な手口で利用者を誘導していました。おそらく、仲介手数料や日本語訳料といった名目で、本来必要のない追加料金を請求されていたのです。
よく見てみると、サイトの下の方に以下のように記載されています。
インド電子ビザ (eVisa India) は、当社が翻訳、変換、フォーマットし、インド移民局と連携して、承認の成功の可能性を最大限に高めるオンライン プロセスです。 旅行代理店が顧客を当社に紹介します。 電子ビザ申請の最終決定は私たちが行うのではなく、インドの入国管理局が行います。 当社が実施するサービスには手数料がかかります。 インド政府は代理人を任命していません。 インド政府のビザ料金に加えて、当社が負担する費用をカバーするために料金が請求されます。
『サービスを利用したのだからサービス料が発生した。』と言われてしまえばそれまでですが、感情的には詐欺にあったとしか思えません。今回の経験から、事前のリサーチの大切さを痛感しました。少しでも高額な手数料を請求される場合は、そのサイトが本当に公式のものか慎重に確認するようにしましょう。読者の皆様も、私のように騙されないよう、十分にご注意ください。
インド内務省ウェブサイトが正規の電子ビザ申請サイトです。以下にリンクを貼っておきます。
申請方法
申請方法ですが、思ったよりもややこしいです。またルールも随時変更されているので今回の記事は一例として最新情報を調べてください。大まかなタイムラインは大差ないはずです。またサイトはすべて英語です。翻訳機能等を利用して落ち着いてすべての項目を埋めていってください。
- step.1インド内務省の電子ビザウェブサイトへアクセス
- インド内務省の電子ビザウェブサイトにアクセスし、申請フォームに入力します。
- 必要な情報としては、パスポート番号、有効期限、渡航目的、滞在期間などがあります。
- step.2写真とパスポートのスキャンデータをアップロード
- 指定されたサイズとフォーマットの写真とパスポートのスキャンデータをアップロードします。
- step.3支払い
- インド内務省の電子ビザウェブサイトにアクセスし、申請フォームに入力します。
- 必要な情報としては、パスポート番号、有効期限、渡航目的、滞在期間などがあります。
- step.4申請完了
- 申請内容を確認し、送信します。
- step.5承認通知の待ち
- 通常数日以内に、申請結果がメールで通知されます。承認された場合は、電子ビザの番号が記載されたメールが届きます。
- step.6ビザの印刷
- メールに顔写真付きの書類を印刷しましょう。
私は最後のビザの印刷を忘れて向かってしまいました。その場でメールを見せると係員さんが処理してくれたのですが、必ずしも助けてくれるとは限りません。必ず書類は印刷して向かいましょう。以下のサイトが詳しく工程を解説しています。
注意点
- パスポートの有効期限: 出国予定日から6ヶ月以上の有効期限が必要です。
- 写真: 申請規程に沿った写真をご用意ください。
- インターネット環境: 申請には安定したインターネット環境が必要です。
- 申請期間: 出国予定日の4日前までに申請を完了させる必要があります。
- 承認後の確認: 承認された電子ビザは、印刷するか、スマートフォンで表示できる状態で保管しておきましょう。
コメント